アンケート結果(2018-07版)について(その5)
[ご注意]
許可なく結果データを二次利用することを禁じています。許可範囲や申請の仕方など、詳しくは「はじめに」をご覧ください。
手話でのコミュニケーションについて ※全員対象
考察
- 小~高の在学中に手話を学ぶ機会が少ないことを示している。
- 高卒業後の大学や会社等における環境適応や、友達づくりを含む人間関係において、聴覚や文字だけでは情報が不足していることを伺える。→ 小~高校までの生活について、より詳しいデータの整理や個別インタビューが必要
- 手話学習をしている方が非常に多い結果となったが、必要性の有無は個別に異なるため、手話を「学ばなくてはいけない」というわけではないことに留意する。
[手話についてのとらえ方(それぞれ1つだけ〇)]
考察
- 家族については、半数以上が手話の使用に否定的な考えを持っており、小~高の自分も同様であるが、卒業後の本人は逆の考えを持つ傾向があることが確認された。→ 家族や本人に影響を与える存在(あるいは社会的風潮等のいわゆる"空気")が手話についてのとらえ方に影響を与えていないか、くわしい分析が必要
[子どもの頃の手話のとらえ方に影響を与えた存在(いくつでも〇)]
考察
- 家族(養育者)も本人も共通して「家族」「友人・知人」「聾学校の先生」の考えや発言が、他の方より多く影響を与えていることが分かる。 → 家族や友人・知人、聾学校の先生が「何から影響を受けているか」「正しい情報を得ているか」が大事
- 本人にとっては「家族」「友達」「先生」の影響が非常に強い。 → 適切に障害を受け止めるための環境づくりが重要
今回は、ここまでとします。
次回の更新をお楽しみに。
[リンク] ブログトップ / はじめに / アンケート結果(2018-07版)その1 / アンケート結果(2018-07版)その2 / アンケート結果(2018-07版)その3 / アンケート結果(2018-07版)その4 / アンケート結果(2018-07版)その5
0 件のコメント:
コメントを投稿