2018-08-19

聴覚障害児の教育と現実(その2)

その1に続いて、ツイートまとめを掲載します。


----とあるツイートのまとめ2----

発信者(Gさん)
社会に出たときに煙たがられにくいのは口話ができる聴覚障害者であることには変わりないと思うけど…。忙しくしている日本人が多いからこそ、いかにスムーズにコミュニケーションが取れるかが重要だろうし。筆談しても日本語がめちゃくちゃならもういいよ、ともなりそう。
日本語と手話では言語が全く別物だから日本語がおかしくなるのも仕方ないけど、普通の人はそんなこと知らないからこの人には話通じないんだなって思われてしまう。でもそれは悪いことじゃなくて少数派だから仕方ないこと。日本手話の学校があるように日本手話の会社があれば解決するのにって思う。
ろう教育に必要なのは日本語教育もだけど健聴者とのコミュニケーションの取り方もだと思う。ずーっとろう者と生活してて自分に理解のある人と生活しててそんな人がいきなり高校卒業と同時にぽんって外の世界に放り出されるのは恐怖でしかなくない?


Gさんへの返信(Hさん)
同感です。 健聴の子どもにとっても小さい頃から、耳の聞こえにくい子どもと接することで学ぶことは沢山あると思うし、理解し合える社会になっていくと思う
1歳2歳の頃から、健聴児は自然に日本語を覚えてしまう。
単語(オウム返しに人の言葉を真似る)
→単語(主にあいさつや名詞などの1語文)
→名詞+動詞(2語文)
→名詞+助詞+動詞(簡単な文章)などの順に。
4歳5歳にもなれば平仮名も書ける。絵本も少しずつ読めるようになる。難聴の子は、物心がつくかつかないかのうちから健聴の中に居たら、少しは学べるのかしら?→
私は、ろうの子どもは、日本語の文法を知らないで育つという事を初めて知りました。同じ日本人なのに。


Gさんへの返信(Iさん)
その通りですね。今まで社会にポンと放り出されてうまくやっていけない人を数え切れないほど見てきました


Gさんへの返信(Jさん)
日本語を学ぶことの目的は、社会の中でやりとりをすることもあると思う。 それならば、  日本語自体の習得  幅広い人とやりとりをできる社会性やコミュニケーションの方法 この両輪をバランスをとって育てていくことが肝要なのではないだろうか。
いわゆる「ろうの世界」で子どもたちが育っていく場所もある。 それは、聴覚障害児者が帰属する一つの、とても大切な場所であることは間違いないと思う。 けれど、世界は、それだけではないということを認識していることもまた、大切なのではないだろうか。
すぐ隣に日本語を母語とする社会が存在すること。 そこに出かけていったら、自分なりにどのようにやりとりしていくか。 それを高校卒業までに一緒に考える時間をとっていく。 これが、自立活動なのではないかと思う。
そして、健聴者にも言えることだと思っていて。 聴覚障害者の世界(ろう、難聴、中途失聴、片耳難聴、APD…)があることを認識し、その人達と出会った時、自分にはどのようなやりとりができるかを考える時間をもつことも大切なのではないかな。

ポイントになりそうなところを勝手に色分けしました。

ツイートまとめは、まだまだ続きます。
もしご意見があれば、コメント欄への記入、またはメールにてお願いします。


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