2018-10-08

最後の一言(まとめ)

アンケートの最後にあった「ひと言」のまとめです。
質問文 最後の質問です。子供の頃の自分に「もっと~があればよかった」「~を伝えてあげたかった」「~が必要だった」といったものがあれば、何でもご自由にお書きください。
内容によって、肯定孤独友達手話口話文字人的整備物的整備、という観点で分類しました。


全体を通してのスタッフの感想です

●進路など自分で決めることが大切→いろいろな情報を得て体験した上で。そのためには親が広く視野を持つ必要。そのためには、たとえば手帳取得時に行政の窓口から、受けられるサービスの説明、医療機関から手話の存在の説明、情報保障の体験など。

●周囲と対等なやりとり(手話や筆談)をすることで、もっと付き合いかたが上手になり、自分に自信がついたのでは。

●聴覚障害だからこういうことに困る、わからない、という知識が本人と周囲に必要

●親がろうであっても、時代は変わっているし、聴親、ろう親関係なく、等しく情報提供は必要

幼少期から同じ障害のあるこどもとの交流は必要→手話はあっても無くても可。経験や気持ちの共有のために。

口話の読み取り力、発音の明瞭度の高さが「良し」とされていて、親子ともにプレッシャーとなる。聴者側からの「理想の押し付け」ではなく、もっときこえない子の生きかたを尊重してほしい。聾学校内でも、きこえない子同士で差別化する見方も生まれてしまう。補聴器だけで音を拾って情報を得る以外に、ネットなどで文字を見て情報収集する方法もある。


感想は以上です。

いかがでしたでしょうか。
様々な育ちや事情があるかと思いますし、正解があるわけではありません。
アンケートをご覧になって、お感じになったことを大事にされてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿

このブログの記事一覧

☆ はじめに  …ブログの趣旨、紹介用チラシ、二次利用の許諾手続き、承諾履歴 ☆アンケート結果(2018決定版)   前半   New!! ☆アンケート結果 (2018-07版) …100名の方からご回答いただきました   その1  … 信頼性、回答者の概要(男女...