質問文 最後の質問です。子供の頃の自分に「もっと~があればよかった」「~を伝えてあげたかった」「~が必要だった」といったものがあれば、何でもご自由にお書きください。内容によって、肯定、孤独、友達、手話、口話、文字、人的整備、物的整備、という観点で分類しました。
全体を通してのスタッフの感想です
●進路など自分で決めることが大切→いろいろな情報を得て体験した上で。そのためには親が広く視野を持つ必要。そのためには、たとえば手帳取得時に行政の窓口から、受けられるサービスの説明、医療機関から手話の存在の説明、情報保障の体験など。
●周囲と対等なやりとり(手話や筆談)をすることで、もっと付き合いかたが上手になり、自分に自信がついたのでは。
●聴覚障害だからこういうことに困る、わからない、という知識が本人と周囲に必要。
●親がろうであっても、時代は変わっているし、聴親、ろう親関係なく、等しく情報提供は必要。
●幼少期から同じ障害のあるこどもとの交流は必要→手話はあっても無くても可。経験や気持ちの共有のために。
●口話の読み取り力、発音の明瞭度の高さが「良し」とされていて、親子ともにプレッシャーとなる。聴者側からの「理想の押し付け」ではなく、もっときこえない子の生きかたを尊重してほしい。聾学校内でも、きこえない子同士で差別化する見方も生まれてしまう。補聴器だけで音を拾って情報を得る以外に、ネットなどで文字を見て情報収集する方法もある。
感想は以上です。
いかがでしたでしょうか。
様々な育ちや事情があるかと思いますし、正解があるわけではありません。
アンケートをご覧になって、お感じになったことを大事にされてください。
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